第52宿場「草津」の章
撮影日 2012年7月15日
サポート隊員 Mr.人力二輪
滋賀県大津市
前回のあらすじ
日暮れ時に辛くも草津宿へたどり着いた一行。
草津宿は東海道と中仙道の追分だった。
今回のあらすじ
出立どきにMr.人力二輪が「すまぬ、不調でござる」と爆弾発言。Mr.人力二輪の緊急オペを突貫作業で済ませイザ出陣。
でももうおやつの時間です。
のっけから大ピンチの今回。
とりあえずおなかがすいたので、宿場名物のもちを食べに来ました。
草津宿のうばがもち。
甲州街道台ヶ原宿の金精軒みたいなやつですね。
街道名物おいしいもちです。
どうやら昔とは店舗位置が違うようです。
血糖値も回復し、いざ街道へ。
サポート隊員、Mr.人力二輪も術後良好のようです。
前回もくぐった地元商店街から続くトンネル。
いわゆるリアル追分のあたり。
街道風の町並みです。
さすが東海道草津宿といったところでしょうか。
ちなみに、最寄り駅の改札のすぐ外も街道風。
草津宿のアピールは抜かりなしです。
こちらは駅前広場の追分風標柱。
なお、改札出口が二階のため、広場も高いところに。
日当たり良好。というか季節的な問題で焼けるように暑いです。
街道歩きには不可欠、本陣資料館的なもの。
ただ、町並みに紛れ若干分かりにくいですね。
近代一里塚。
草津は充実してますね。
街道筋のマンション。
近隣に配慮した配色。
渋めの街道風がナイス。
このマンション、どうやら現代の本陣を標榜している様子。
なかなかの気合です。
コンビにも風景に調和。
こちらも良い感じ。
草津宿の観光案内所的施設。
たたずまいは割と本格的な街道沿線様式。
その施設の前の看板。
宿場の様子が良く分かります。
渋い和菓子店です。
残念ながら暑すぎて団子や饅頭の気分ではないため、素通り。
枝道の海上ルート、矢橋の渡しへの分岐点。
浮世絵の看板で往時の様子が偲ばれます。
少し進むと、一里塚跡地が公園になっています。
分かりやすく看板が点ていますが、なんか選挙事務所の看板みたいですね。
丁寧に説明書きがありますが、夏の日差しを反射して読みづらいです。
街道案内と思いきや、何か遺跡があるとのこと。
街道沿線には昔から人がいたようです。
街道自体もある種の遺跡といえますね。
こちらは一里塚スポット的な佇まいですが、どうやら和歌の名所のようです。
その名も「萩の玉川」。
野路という町内のようです。
唐突に現れた「ここから大津」の案内。
つぎは滋賀県内最終の宿場です。
日暮れ迫る中、一行は無事に大津宿へたどり着けるのか?
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次回予告:東海道の旅も残りあとわずか。次の宿場は歴史的事件の地!