第50宿場「水口」の章
撮影日 2012年7月8日
サポート隊員 Mr.人力二輪
滋賀県甲賀市
前回のあらすじ

化け蟹で知られる土山宿を無事通過した一行。続く宿場の水口は城下町だった。
やってきました水口の宿場。滋賀県エリアも真ん中あたりに来ました。
信号の先の橋を渡ると、宿場になります。なお、水口へはJRと近江鉄道で来ました。
宿場の入口には親水公園があります。その敷地の端っこに、街道の道標。「東海道五十三次 水口宿」とあります。
水口宿の入口は江戸時代こんな感じです。
少し進むと宿場案内看板があります。
看板後ろには、水口宿東見附跡。ここで人の出入りを見ていたようです。
街道筋には道標がたくさん立っています。しかも新しい。
道標の後ろには、地区の曳山の倉庫があります。曳山もたくさんあるようです。
水口の宿場の景色。この辺りは特にそれっぽいですね。
街道脇の神社。敷地は結構広いようです。
旧道筋には、人口規模の割には立派な神社がしばしば見られますね。
発見、水口本陣跡。後ろの資源ごみ回収籠が哀愁を感じさせます。
本陣跡の解説板。こちらはそれなり。
水口宿名物の三叉路。写真左手の道が奥で更に二股に。
真ん中の道が本来の街道筋のようです。城下町の道は複雑ですね。
水口宿 旅籠町。お宿が集まっていたところでしょうか。
水口の問屋場跡。白壁のそれっぽいたたずまいです。
街道筋のお菓子屋を見つけました。早速入りましょう。
買ったのはこれ。巻物型の最中。ボールペンはスケール。
水口宿限定、東海道手ぬぐい。ホットな一品ですが、手ぬぐいは余っているので、見るだけ。
やたら広くて何かと思ったら、水口商店街の駐車場。お買い物はぜひ水口で。
店街の駐車場裏手のからくり時計。
水口本町郵便局にて。信楽の狸。信楽の里は水口と同じ甲賀市内にあります。
水口は曳山を前面にプッシュしてます。曳山の倉庫もたくさん見かけました。
写真奥には、近江鉄道の比見切りが見えます。
三叉通路の西側収束地点。ここにもからくり時計が。
踏切脇の橋の欄干は東海道を主張しています。
城下町水口は通り道が複雑。街道と城下の道は分かれます。
街道の浮世絵と曳山解説in湖東信金水口支店。
力石のある角でもまがります。
百間長屋跡。昔のサラリーマンの社宅みたいなものらしいです。
黄色い鳥居が目を引きますね。北邸町の神社。
ここは水口北縄手。昔の圃場整備の結果、曲がりくねった道が真直ぐになったそうな。往時は松並木があったとか。
水口界隈でしばしば見かける、交通安全を呼びかける看板。途中で事故も見かけたので、一層の注意が必要ですね。
横田の渡しへの道。水口と石部の間の野洲川を渡るための物ですね。
東海道泉一里塚。水口に3つあったものの一つが、ここに昔の場所から移設されたそうです。
横田の渡しへ到着。常夜灯もでかいですね。
位置関係はこのように。
渡しの対岸らしき方向を望む。木が茂っていてさっぱりわかりませんね。
ただの渡しと云えど、水運業である以上コンピラ様は欠かせないようです。
滋賀県湖南市
渡しがなくなった現在、この橋を通行します。
橋の手前、陸橋で向こうにわたります。
陸橋の上より、三雲駅方面を望む。眺めはいいですが、この日は夏の日差しが容赦有りませんでした。
川の中に昔の橋の橋脚が見えます。流れが複雑で危険なので、近寄っちゃだめですよ。
JR三雲駅方面に回り込み、渡しの対岸地点に来ました。
向こう岸より小さいですが常夜灯もあります。
三雲駅近所の義民塚。街道筋にはたまにあります。
これが三雲駅。意外と乗降があるようです。
三雲学区は頑張っているようです。
東海道の道しるべ。案内看板が親切。
途中で気になったもの。名探偵とは関係なさそうです。
街道途中のお休み処。近所にお城もあるようです。
三雲界隈の名物、天上川。ここは上に生えている杉の木も有名なのだとか。
例の杉の木は、写真に撮るのが難しいので、この一枚で雰囲気を掴んでいただければ幸いです。
天上川はこんな様子。
一つ先の天上川は涸れていました。
この先をしばらく行くと、石部の宿場。頑張っていきましょう。
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次回予告:夏の日に焼かれながら水口を堪能した一行。石部では悲劇が!?