第43宿場「四日市」の章
撮影日 2013年11月23日
サポート隊員 Mr.人力二輪
三重県四日市市
前回のあらすじ

桑名宿でHAMAGURIを食べ損なった一行は、失意を抱えながら次なる宿場、四日市へと進んだ。
川を越えると四日市の宿。
橋は三滝橋だそうです。
これが噂の四日市の宿場。
旧道はイワユルさびれた感じですが、写真右手中ほどの近藤建材のあたりが本陣だったようです。看板など見つからず。
打って変わってこちらはKOKU-ONEこと天下の国道一号。車どおりがすごいですね。
道端に看板と道標。
地図付きで親切な看板ですが、枝の被りが残念でなりません。
旧道をカクッと曲がったその先、国道1号線をまたぐ位置に本来の旧道があったようです。
中央分離帯もあるので、今はまったく通れません。
信号を渡って旧道に戻るとこんな感じ。しばし商店街アーケードを通ります。脇の神社も渋いです。
商店街はこの通り。土曜のいい時間ですが、閑散としています。
昔の宿場はこんな感じだとか。商店街脇の神社は信州諏訪の関連だそうです。
江戸時代の面影もあるようでありませんねえ。
訪問時、神社ではこんな催しが。
親子連れがたくさんいました。
神社の裏手には、こんな立派な公園が。
こちらにも親子連れ多数。...しかしながら、この公園に隣接して、成人向けのサービス業のお店が多数。ファミリーとアダルトの共存ぶりがすごいですね。
こちら、某ガイドブックに載っていた標柱。阿せちばし、という橋があったそうですが、詳細不明。
標柱のところの橋から振り返る。
さらば商店街。
商店街の先はこんな風景。街道的と言えばそうですが、ただの路地とも言えますね。
先程の浮世絵のモノクロ版発見。お店の看板らしいですが、何の店でしょうか?
しばし進むと、街道的町並みに。
発見、史跡日永一里塚。発見には中級街道ウォーカー以上の経験と勘が必要ではないかと。
素晴らしい枝ぶりの松ですね。街道ポイント高し。
なお、街道ポイントに明確な定義はありません。悪しからず。
四日市追分の神社的なにか。水も沸いているようです。ご同業の街道野郎風の紳士も見かけました。
追分から国道1号を外れ旧道へ。
街道脇の花壇の中に道標。花壇と道標、どちらが主でしょうか。
ここはあぶない。
旧道を進むと、土手にぶつかりました。危ないのは高圧電線のことでしょうか。
新道で川を渡ります。
川を渡ると交番が。
しかし、えらい寂しい所にある交番ですね。周りには道路と更地くらいしか見当たりません。
2枚の街道看板が共演しています。
四日市〜石薬師間の難所、杖衝坂(つえつきざか)に差し掛かりました。
ここ杖衝坂。写真では伝わりませんが、結構な傾斜です。勘弁してほしいところですが、進まないといけません。
坂の途中に石碑があります。
杖衝坂を越えると、国道1号に合流。
道幅も交通量も格段に違いますね。
そろそろ鈴鹿市です。道をそれたところに博物館があるようですが、立ち寄って見ていく気力なし。通過します。
ついに鈴鹿市突入。
国道を逸れて旧道へ。
三重県鈴鹿市
このあたりは、国道をまたぐ横断歩道がないため、歩行者と自転車には厳しい交通環境です。
よって、地下道で道路対岸の旧道方面へ。
下って上がります。
ここからついに、石薬師の宿場。
旧道感あふれる雰囲気が素晴らしいですね。いざ、石薬師へ。
第42宿桑名宿に戻る 東海道宿駅一覧表 第43宿石薬師宿に進む
次回予告:四日市商店街を駆け抜け、石薬師の宿場へたどり着いた一行。石薬師で石と薬師に出会う?