第16宿場「由比」の章
撮影日 2015年3月8日
サポート隊員 人力二号、エチゴ氏、人力号改
静岡市清水区由比
かつて由比(ゆい)とよばれた町に突入です。
庵原郡由井町でしたが2008年に静岡市に統合されました。
東西を静岡市にはさまれた合併は俗に言うオセロ合併と言われます。
エチゴ氏由比一里塚で地図を確認です。
「もう由比入っているじゃん!」
由比宿を走り抜けます。
民家の前に普通にみかんが売っています。
さすがみかんの町!
本陣に到着!
ここ広重氏の浮世絵美術館をやっています。

お迎えのうちは由比小雪の自宅があります。
エチゴ氏由比川の由井沢橋を渡河します。
いい感じの橋ですね。
エチゴ氏日も暮れてきたのでペースを上げて走行します。
もはや彼の脳裏には撮影の二文字は封印されているのかもしれません。
みかんだけではありません!
ここ由比の名物は「桜えび」おいしいんですよ。
近所には「桜えび」に「しらす」屋さんがたくさん。
うんおなかも空いてきました・・・。
えびのモニュメントの門があります!
由比の名物いいね!
ここが東海道線由比駅。ずばり新幹線は止まりません。
駅より薩た峠に向います!
東海道名主の館「小池廷」です。
江戸時代の建物がいいですな。
由比地すべりかんりセンター!
地すべりFanの聖地です。ここは国直轄の地すべり事業が行われています。
管轄は国土交通省中部地方整備局富士砂防事務所です。
滑る山は水抜きして法枠で固めてみましょう。
おなじみみかん100円で売っています。
さった峠へ進みます。
地すべり防止区域と看板が!
旧道は非常に狭いです。
この古いおうち明治天皇が休憩したとのことです。
エチゴ氏眼前にさった峠への急勾配を発見!
一里塚で一休みです。
急勾配は押して進みます。
周りはみかん畑
国道交通省の地すべり対策事業の看板があります。
みかん運搬モノレールが設置されています。
エチゴ氏大喜び!海がきれいです。
下には東名高速道路と国道1号に東海道線と交通の大動脈が。
振り返ると駿河湾が!田子の浦方面をみます。
1日かけてこれしか進まないことに失望感。
地すべりしないように水抜きしています。
さった峠の看板あり。地味に観光地をアピール。
ホント急ですな。
さった山合戦場という武田軍の関係した古戦場です。1586年武田軍が今川・北条勢と蒲原城を巡って戦ったところです。
ながめがいいですね。
さった峠を制覇したので記念撮影。
みかん売っていたので、買ってその場で食べて休憩。
みかん運搬モノレールがいい味出しています。
エチゴ氏海をながめて大満足。
江戸時代の浮世絵に関して、誇張が入っているように思われますが。
結構誇張でもないことが分かりまっすでしょうか。
地すべりの工事箇所を見学。
後は興津へ下ります。
興津川を渡河します。
興津川は砂がたくさん。
ゴールを迎えた我らは名物の「桜えびとシラス」の「かき揚げ」を食べました。
見本と大幅に違うのが萌ポイントですな。
※2020年現在ここの店舗は閉店した模様。
由比の章-さった峠 その2-
撮影日 2015年4月12日
サポート隊員 エチゴ氏+人力号改
あれから1ヵ月。
後日エチゴ氏が単独で、さった峠別ルートに再挑戦。
さて、ここからがさった峠の後半戦
前回みかんを買った場所です。
峠道の展望台に到着。写真を撮る人がたくさんいました。
それにしても結構な眺めですね。
このあたりからの景色だと、浮世絵風に見えなくもない気がします。
比率的に浮世絵は船が巨大すぎる気がしますね。
土道がずっと続きます。
ところで、誤解のないように解説すると、人力二輪氏も同道しています。
この写真では、道の先で待機中。
道の途中に四阿もあります。
道はさらに続きます。
合戦場の案内看板を発見。
昔から交通の要衝のため、戦がたくさんあったそうです。
海の景色も絶景ですが、桜もいいですね。峠道はそろそろ終わりそうです。
下り道の途中で地層の見えるところがあります。地学野郎には大好評間違いなし。
下り道の途中で地層の見えるところがあります。地学野郎には大好評間違いなし。
未舗装路が終わったところで、トイレが。休憩ポイントですね。
道のわきに常夜灯。補修されている箇所は、平成年間の改修と推定されます。
農道を下っていきます。
古い家がたくさんありますね。街道らしい感じです。
今いる通りは、興津川通りだそうです。背景に映るのはいわゆるスルケン。
興津川の川越遺跡。
かつて、この辺りから"越し札"を買って渡河したそうです。
ご覧の通り。現在でも徒歩での川越は可能ですが、実施に当たっては、水位、体調、失敗時の世間体等を勘案の上で可否を判断してください。
現代人は橋で興津川を渡ります。
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次回予告:興津には駿河健康ランドがあります。